2014-05-09 第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
この制度自体は、戦後間もなく発足したものでございまして、たしかアメリカからの見返り資金がどうとかいう話でございまして、要するに、日本の中で資金が本当に絶対的に不足していたので、もうこれしかないというやり方でやったはずなんですが、今日の日本でそれほど大きな意味があるとは、素人ではございますが、私は思っておりません。
この制度自体は、戦後間もなく発足したものでございまして、たしかアメリカからの見返り資金がどうとかいう話でございまして、要するに、日本の中で資金が本当に絶対的に不足していたので、もうこれしかないというやり方でやったはずなんですが、今日の日本でそれほど大きな意味があるとは、素人ではございますが、私は思っておりません。
また、MEGATECラ・ウニオン学校は、このラ・ウニオンの港や周辺地域の産業を担う人材を育成するために、我が国の見返り資金で創設された高等職業訓練学校ですが、現在、JICA専門家によって教員の指導力向上に向けたプロジェクトが実施をされています。
実際には、今回この五億円につきましてはすべて石油製品の購入に既に充てられているということでございまして、現在その見返り資金が積み立てられているという状況にございます。
これは、供与された資金等の一部が相当期間使用されないまま残っていたり、見返り資金の積立額が積立義務額を下回っていたり、積み立てられた見返り資金が相当額使用されないまま残っていたり、所定の使途協議がなされることなく見返り資金が使用されたりしていたものであります。
○政府参考人(古田肇君) 御指摘のセクター・プログラム・ローンでございますが、国際収支の支援ということで、一般物資の輸入決済に要する資金を貸し付けるものであるわけでございますが、その過程で発生する現地通貨、いわゆる見返り資金は、インドネシア政府の国家予算に組み込まれるということで、我が国と合意したセクターの開発事業に使用されることになっているわけでございます。
いずれにしましても、外貨が供与される結果、政府には見返り資金ということで現地ルピア貨が入手されます。この現地ルピア貨の使用につきましては、この二百億円の供与に先立ちまして、あらかじめ日本とインドネシア政府との間でその使途、どういう目的にこのルピア貨が使われるべきかということを合意いたしております。
それと、時間がございませんのでまとめて伺いますが、見返り資金の使途としてのリストには箱物が極めて多いようでございます。しかし、今必要なのは箱物ではない。もっと深刻な事態、食糧であり、子供のミルクであり、医薬品である。
それからもう一つ、インドネシア側とこのセクター・プログラム・ローンにつきまして合意をいたしておりますことは、円貨の供与に当たりまして現地通貨ルピアの見返り資金が生じるわけでございますが、その二百億円に相当いたしますルピア貨を積み立てまして、その使途につきましても既に合意をいたしております。
したがいまして、その国の通貨で見返り資金が発生しますので、この見返り資金は、例えばカンボジアですとカンボジアの国立銀行に特別勘定をつくらせまして、そこに積み立てさせます。それで、カンボジアでございますと、リエルという通貨で積み上がった資金をどういうふうに使うかということについても日本政府とカンボジア政府が原則協議します。
それから、今申し上げました見返り資金の用途につきましても、もう少し広い範囲に使わせるように制度を改善したらどうかという御指摘もございましたが、この点につきましても、平成七年度供与分から、それまでの、例えば食糧増産援助につきましては農業開発を目的としたものに見返り資金を充てるということになっておりましたけれども、それを超えて、一般社会開発にも充てることができるように範囲を広げるといったような措置もとっております
そこで、この前大蔵省は、この調査について、金融機関の不良債権の肩がわり、あるいは協調融資の際の後順位担保の設定、紹介人への見返り資金、住専の優良案件の引き抜き等も立入調査で対象となったと聞いております。しかし、これらは犯罪行為に直結するので、公式な発表は困難と思います。 ただいま私が申し上げたようなことがあっなかなかったかだけを返事ください。
一応商品借款だと言われているわけですが、もし商品借款だったら、まさにこれこそマルコスが利用した蓄財のやり方でありまして、彼は、日本から商品借款という形で借りて商品を輸入して、それをフィリピンで売りさばいて入ってきたペソを、見返り資金を懐に入れたわけですが、その構造をそのまま構造調整融資という形でやっているわけです。
見返り資金の方の積み立ての実態でございますけれども、フィリピン・ナショナルバンクに積み立てられておりまして、我が国政府の承認を得て農業開発プロジェクトに使用されておりまして、その点、政府といたしましても農業開発プロジェクト以外の活動に利用されていくということは仕組みの上からあり得ないというふうに考えております。
○説明員(阿部杉人君) 本院では、従来から食糧増産援助等の見返り資金の積み立て状況、使用状況等につきまして可能な限り実情の把握に努めてきているところであります。 本件につきましては、先ほど来の御議論を踏まえ、なお一層の実情の把握に努めてまいりたい、かように考えております。
この見返り資金は、先方政府の資金ではございますが、政府間の約束によりまして、日本政府としては、透明性を確保する、こういう見地からできる限りの情報提供も求めてきております。 これまで、この見返り資金をもちまして、日本政府の同意のもとで、先方の穀物センターの建設とか畜産強化計画とか、そういう具体的な農業関連プロジェクトが実現し、有効に使用されていると理解しております。
見返り資金なんかありましたが、だんだんだんだん郵貯中心の形になってきましたので、財投資金というものをどうするかというのは国会でもいろいろ御議論があって、国会にもいろんな形での御報告を申し上げて御審議をいただくような格好になってきております。 そういった意味で、取り扱いとしては一体どうしていくのか。
○政府委員(川上隆朗君) 見返り資金の報告につきましては、それぞれ借款契約の中に、先方から報告がある大体のめどというものが示されております。エジプトにつきましては、会計年度が終わってから三カ月以内、具体的には、エジプトは会計年度は七―六でございまして、九月末までに報告を受ける。
そして、もっと大事なことは見返り資金の用途なんですね。これでもって現地のお金が入るわけですから、見返り資金の用途は必ず報告を出すということが交換公文に書いてございます。エジプト、トルコ、ヨルダンの報告をお示しいただきたい。
三億ドル、二億ドル、一億ドルにつきましては、それぞれ昨年末来供与したわけでございますが、ただいまお尋ねの見返り資金、これは御指摘のとおり、相手国が自分の国の経済社会開発事業のために使用しなければならないとして、その使途につきまして我が国に報告するという仕組みになっておりますが、何分にもまだ供与いたしましてから時日がたっていないという状況でございますので、見返り資金の使途報告についてはいまだそれら三カ
ところで、今回の改正は、東京二十三区内の過度集積地域から総合リース業、ソフトウェア業、自然科学研究所などの特定事業を十二地域の集積促進地域に移転させるために、移転企業に対して地域振興整備公団が特利で跡地見返り資金、運転資金を融資すること。また、建物、機械等の取得に対して、二割増の特別償却を認める優遇措置をとること。
大臣にもぜひ御見解を賜りたいと思うんですが、例えば今回実施する跡地見返り資金、そして移転運転資金融資、これは工業再配置法、いわゆる工配法で実施されている優遇措置と同じであります。この工配法による措置は、北九州市など産業、工業が集積している都市はこの対象地域から除外しております。
○松浦政府委員 先生御指摘のとおりでございますけれども、ただ、この点に関しましては、ちょっと今すぐ私資料が出てまいりませんけれども、諸外国と比べまして日本が特にこの点を怠っているということではございませんで、私どもの商品借款のチェックメカニズムは、例えば見返り資金の点などに関しましてはむしろ諸外国よりも、アメリカは別でございますけれども、アメリカ以外よりも厳しくやっているということで、今の先生の御指摘
委員ただいま御指摘のものは、商品借款に伴う相手国側の輸入物資についてでございましょうか、それとも見返り資金の使用についてでございましょうか、両方含めてでございますか。
それからもう一つ、見返り資金の点に関しましても先ほどちょっと触れましたけれども、アメリカと並んで日本は見返り資金に関しましても注文をつけておりまして、この見返り資金が、三つの形態申し上げましたけれども、例えばセクタープログラム、これは先生御質問のインドネシアのまさに七百二十四億円がそうでございますけれども、そこに特定のセクターに向けられるということまで義務づけているわけで、全体として申し上げれば、先生
しかし、 同様の見返り資金の積み立てば円借款の場合も義務づけられている場合があるにかかわらず、大蔵省主管でない。さらに総務庁の政府開発援助に関する行政監察報告(昭和六十三年七月)によると、多くの国で見返り資金の積み立てが行われていない実情にある。(百八ページ参照)。そもそも食糧増産援助に限ってその積み立てを義務づけ、特別にイヤマークする必要があるかどうかも疑われる。
○関嘉彦君 その見返り資金の積み立て、向こうで積み立てているのは食糧援助だけですか。ほかのあれもやっているんじゃないですか。
○政府委員(松浦晃一郎君) 今大蔵省から御答弁ありましたとおりで、無償資金協力に関しましては、見返り資金の積み立てを行っておりますのは食糧援助と食糧増産援助だけでございますが、そのほかの円借款で商品借款、さらには最近セクタープログラムローンという形でも出しておりますけれども、これらは見返り資金の積み立てを求めております。
御指摘のとおり、本件の援助は米等の穀物や、あるいはそれにかわりまして肥料、農機具等の農業物資を供与するものでございますけれども、それを供与いたしました相手国におきまして、その援助に相当いたしますいわゆる見返り資金、それを国内で売却して得た資金の積み立てを義務づけまして、その積み立てた国内通貨を被援助国の経済開発のために使用するということを約束させておるものでございます。
○関嘉彦君 食糧増産援助の方ですね、これはその見返り資金を積み立てて、その資金は農業以外、食糧増産以外何でも使ってよろしいわけですか。